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横浜カウントダウン
1999年03月26日 千葉・千葉公園体育館
観客動員数:1000人
第1試合 シングルマッチ30分1本勝負

○植松寿絵
vs
沼尾マキエ×
(13分29秒、雪崩式ダブルリストアームサルトから片エビ固め)
第2試合 シングルマッチ30分1本勝負

○加藤園子
vs
中山香里×
(13分44秒、クーロンズゲートから片エビ固め)
なかなかの好勝負。中山の大技・小技攻勢を凌いだ加藤がハイキックで動きを止めてのクーロンズゲートでピン。 加藤はここ最近、調子上向きです。
第3試合 シングルマッチ30分1本勝負

○永島千佳世
vs
広田さくら×
(10分30秒、フィッシャーマンズバスターから片エビ固め)
この試合を一言で言うならば“キツネ(永島)とタヌキ(広田)の化かし合い”。 流れを羅列しても伝わらないと思います。すいません。 5分過ぎからは両者、持ち技を全開。オモテ拳、へなハリで追い込んだ広田がへなーラを狙うも、阻止されてフィッシャーマンでケリ。
今日もお笑いを極力控えた広田でしたが、これがなかなかどうして。 定番となりつつある各種足殺しの他にも、前方回転式の弓矢固めを披露するなど、それに意味があるのかどうかはともかく、研究熱心なところを披露。 永島のセンスやプロレス頭はいまさら言うに及ばず、広田もことプロレス頭に関してはかなりの位置まで来ています。
セミファイナル タッグマッチ45分1本勝負

長与千種

○KAORU
vs
尾崎魔弓

シュガー佐藤×
(14分22秒、エクスカリバーから片エビ固め)
序盤は長与組が尾崎の髪の毛を束ねて振りまわせば、尾崎組は長与のモミアゲを引っ張るという、コミカルな展開。 ガチガチの軍団抗争を予想していた人にはやや拍子抜けの展開でしたが、 これは長与-尾崎の構図は今は時期ではない、ということなのでしょう。 大将はここのところ余裕のない試合が続いていたので、いい意味でリラックスしているように見えました。
しかし、KAORUにとってはリラックスしている場合ではないわけで、5分過ぎから徐々に試合も白熱。 KAORUがシュガーのライガーボム連発で3カウント寸前に追い込まれるも、長与のフォローからエクスカリバー一発で大逆転。 新潟の借りを返しました。
メインイベント タッグマッチ60分1本勝負

×山田敏代

里村明衣子
vs
下田美馬

三田英津子○
(23分13秒、デスバレーボムから片エビ固め)
試合が動き出したのは鉄柵プレスの出た15分過ぎから。 三田のデスバレーをはじめ、大技の攻防でメインらしく沸かせますが、フィニッシュ直前、レフェリーのトミーさんが山田に巻き込まれヒザを痛めるアクシデント。 しばらく戦線復帰が出来なくなり、その間に両チームともフォールチャンスを一度ずつ逃すという展開に。 しかし、戦況をよく見ていた三田がトミーさんの復帰を見計らったかのように山田に豪快なデスバレーを決め、ピンフォール勝ち。 横浜決戦までの戦況は、7:3でSSUが優勢。 GAEA勢は横浜で一気に借りを返し、全権を守り切れるか?