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TACTICS
1999年06月27日 京都・KBSホール
観客動員数:600人
第1試合 シングルマッチ20分1本勝負

○植松寿絵
vs
中山香里×
(11分11秒、雪崩式ダブルリストアームサルトから片エビ固め)
張り手合戦でスタートするなど意地の張り合い。 ナックルからハイブリッジのジャーマンで流れを掴んだ植松が、スイングDDTを狙いポストに座った中山選手を下からジャンピングアッパーで迎撃。 そのまま雪崩のダブルリストでピンフォール勝ち。
第2試合 シングルマッチ20分1本勝負

○下田美馬
vs
広田さくら×
(13分59秒、デスレイクドライブから片エビ固め)
広田はなぜか鈴木その子キーホルダーを持参。 下田に見せびらかしますが、素気無く投げ捨てられ「ああっ、なんてことを!」と悲愴な顔。 しかし、ニヤリとするや胸元からもう一つ取り出し「残念でした、もう一つありますー」と、得意満面。 が、ゴングが鳴ると試合は至って普通。 当然、普通にやって下田にかなうはずもなく、デスレイクに轟沈。
第3試合 タッグマッチ30分1本勝負

三田英津子

シュガー佐藤
vs
長与千種

山田敏代
×三田英津子(8分41秒、リバースゴリースペシャルボム)山田敏代○
「バタバタした最低の試合」と長与本人も語る通り、なぜかギクシャクした試合でした。 山田が三田からピンフォール勝ちしましたが、本人も不満足な様子。 試合後、山田は三田の「お前には飽きた」発言に激怒。 全女時代の話まで持ち出すなど、かなり怒り心頭の様子。
セミファイナル シングルマッチ45分1本勝負

○KAORU
vs
永島千佳世×
(14分17秒、エクスカリバーから体固め)
京都・福岡両大会を通して文句なしのベストバウト。 シングルモードの永島は例によって多彩な腕殺しからの十字狙いに加え、KAORU相手にルチャムーブまで披露。 かと思えば懐に潜り込んでの俵返しを見せるなど、文字通り変幻自在の攻めで互角の展開を繰り広げます。 終盤には腕十字でKAORUを後一歩(ホントに!)まで追い詰めますが、三角絞めを持ち上げられ、そのままエクスカリバーの餌食に。 これをカウント2で返すと、KAORUの再度のエクスカリバーを空中で体勢を入れ替え、起死回生のミステリオ・ラナ狙い! しかし、これを更に更にKAORUはエクスカリバーに切り返しマットへズドン! 2発食らってはさすがに返す力はなし。 でも…次やったらホントわかんないと思います。
メインイベント タッグマッチ60分1本勝負

尾崎魔弓

下田美馬
vs
里村明衣子

加藤園子
○下田美馬(10分46秒、回転カカト落としから体固め)里村明衣子×
前にも書きましたが、いい悪いは別として尾崎&下田組は相手の色を消すタッグチーム。 この日の里村組、とくに里村は勝ち負け以前にほとんど力を出せずに終わりました。 最後は椅子の上パワーボム(事実上の決定打)→その上に加藤をパワーボム→尾崎の裏拳→下田のカカトという流れ。 里村&加藤組は4・4の勝利以降、チームとしてのモチベーションを失った状態か。