名古屋夏祭り
2000年07月29日 久屋大通り
観客動員数:3000人
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第1試合 シングルマッチ30分1本勝負 |
○ライオネス飛鳥 |
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植松 寿絵× |
(10分32秒、ライガーボムからエビ固め)
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中島リングアナ・試合のポイント
夏祭りオープニングはシングル初顔合わせのこのカード。
ダブルリストを起き上がり小法師式で見せたり、パンチとキックの応酬を繰り広げたりと、植松は飛鳥に対しそこそこ健闘するも、逆回し蹴りからのハイアングル・ライガーボムで飛鳥がきっちり3カウントを奪取。
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第2試合 タッグマッチ30分1本勝負
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○里村 明衣子
竹内 彩夏
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vs |
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加藤 園子×
永島 千佳世
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(11分29秒、デスバレーボムから片エビ固め)
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中島リングアナ・試合のポイント
序盤は永島組が素早いタッチワークで竹内の腰に集中攻撃。竹内がなんとか里村にスイッチしてからも、カットプレーなどでペースを握らせず、永島組は数年振りのコンビとは思えないほどの好連携。中盤、勝負どころと踏んだ里村は、永島に対しデスバレーで勝負を賭けるも、永島はありとあらゆる脱出法でこれを阻止。これで里村組の勝機は費えたかに思われましたが、終盤、竹内が永島を分断し、里村が加藤にデスバレーを決めて3カウント奪取。
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第3試合 シングルマッチ30分1本勝負 |
○長与 千種 |
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vs |
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広田 さくら× |
(7分16秒、ノックアウト)
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中島リングアナ・試合のポイント
この試合、なぜか長与が先に入場すると、続く広田は長与の旧テーマ「ハーツ・オン・ファイアー」とともに“長与さくら”として登場。水着、ガウンは例によって勝手に拝借。金髪ヅラにマジック書きのタトゥー、そしてポイントは“書き眉”。
マイク片手に客席に入り込み、本家顔負けの長回しで長与を挑発。そしてガウンをはだけると腰には燦然と輝くHHHのベルトが!…というわけで、嫌がる長与を無視し、今日も今日とて急遽のHHH選手権試合が決定。
試合はいつにも増してのコンニャクペース。長与にローブローをお返しされれば、その腕を股ぐらで挟みこんでフィンガーロックを決めたり、へなーラを踏ん張られれば、そのまま脱力してしがみついたりと、プロレスを初めて見たお客さんにはある意味衝撃的な試合を展開。最後は是が非でも長与の腰にHHHのベルトを巻かせたい広田が、ラリアットかなにか(忘れた)を食らい、半ば確信犯的に10カウントKO負け。 試合後、長与は抵抗をするも“相棒”に促され、しぶしぶベルト戴冠。これにてHHHの歴史についに長与千種の名が! ちなみに第13代王者。
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セミファイナル タッグマッチ45分1本勝負
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デビル 雅美
北斗 晶
×尾崎 魔弓
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vs |
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ダイナマイト・関西
KAORU○
山田 敏代
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(7分30秒、エクスカリバーから片エビ固め)
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中島リングアナ・試合のポイント
普通なら後楽園のメインでもおかしくない組み合わせも、この日はお祭り色の強い大会とあり、6人ともいわゆる楽しいプロレスを展開。特に観客席が1面というこの会場の特異性を知り尽くしたデビル、関西、尾崎あたりはうまく観客をノせながらファイト。それでも、6人とも締めるところはキッチリと締め、最後は山田のエルボーカッター→関西のハイキック→KAORUのエクスカリバーとつないで、KAORUが尾崎から3カウント。試合後は6人で握手。
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メインイベント バトルロイヤル(9人参加)
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○広田さくら(11分10秒、エビ固め)KAORU×
退場順:竹内 彩夏、ダイナマイト・関西、山田 敏代
加藤 園子、永島 千佳世、植松 寿絵、シュガー佐藤、KAORU
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中島リングアナ・試合のポイント
参加選手は竹内、広田、加藤、植松、シュガー、永島、山田、KAORU、関西の9選手。まずは開始早々、竹内が全員に乗られて退場すると、続いては関西が広田に後ろからヒザかっくんで倒され退場。山田はKAORUの口車に引っかかって丸め込まれ、永島はウラカンで加藤を丸め込むも、更にそれをひっくり返され両選手退場。植松は広田とシュガーにKAORUを押さえさせ、ミサイルキックを狙うも全員にスカされ退場。
シュガーは…すいません忘れました。確か広田に裏切られて退場だった気がする。残ったのは例によって広田と“キライじゃない人”KAORU。 最後は広田がへなーラを狙うも、ツブれて下敷きになり、KAORUの勝利かと思いきや、退場者たちが乱入し、これをカット。この間にドサくさまぎれに広田がKAORUを丸め、3カウントを奪って優勝。
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