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BLAST WAVE
 2004年08月21日 静岡・キラメッセ沼津 観客動員数:580人
第1試合 シングルマッチ30分1本勝負
デビル雅美 林ひとみ×
(7分05秒、胴絞めスリーパー)
デビルに対し、真っ向からパワーで勝負を挑む林は、スパインバスター、スピア気味のタックルでデビルをマットに倒し、コーナースプラッシュも決める。しかし、ベテラン・デビルは林の手駒が尽き、攻めてを欠いた隙をつき、胴絞めスリーパーでギブアップ勝ち。

第2試合 シングルマッチ30分1本勝負
×広田さくら シュガー佐藤
(10分40秒、雷電→エビ固め)
広田はシンクロナイズドスイミング日本代表のコスプレで登場し、デク人形とともに華麗な演技を披露。序盤こそ鼻に洗濯バサミをつけ、一緒に踊っていたシュガーだが、それに飽きるとデク人形の顔面を雲龍で破壊。終盤、広田は初公開となるスワンダイブ式の何かを繰り出そうとしたが、そのまま水泳の飛び込みのようにマットに突っ込んで壮絶に自爆。この新兵器はシンクロにちなんで“スワンの涙”と命名されたが、一体どんな技なのかは不明だ。

第3試合 タッグマッチ30分1本勝負
浜田文子 尾崎魔弓
永島千佳世 輝優優
○永島千佳世(16分42秒、前方回転エビ固め)輝優優×
序盤、尾崎組は永島をつかまえラフプレーで引きずり回し、永島が反撃を試みても、要所で植松が介入。ようやく文子にスイッチすると、文子は尾崎、輝を蹴散らすが、気がつくとペースは尾崎組が握る。
終盤は攻守がめまぐるしく入れ替わり、勝敗の行方が二転三転。最後は突っ込んできた永島に輝がチェーンを投げるも、これが暴投。輝はすぐさま垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、暴投に動揺したか、永島にうまく丸め込みで切り返されてフォール負け。

セミファイナル タッグマッチ45分1本勝負
ライオネス飛鳥 豊田真奈美
シュガー佐藤 ダイナマイト・関西
×シュガー佐藤(11分09秒、スプラッシュマウンテン→エビ固め)ダイナマイト・関西○
関西とシュガーは序盤にキックvsチョップ合戦、中盤にはボディアタック合戦。
中盤、豊田のプランチャで飛鳥の動きがやや鈍るが、この日2試合目のシュガーは疲れを見せず奮闘し、関西のバックドロップ、フットスタンプを返すや、裏投げで反撃。しかし、ダッシュしたところを関西はカウンターの掌底。更にシュガーの前頭部を下から蹴り上げ、磐石のスプラッシュマウンテンでフォール勝ち。

メインイベント タッグマッチ60分1本勝負
長与千種 アジャ・コング
カルロス天野 植松寿絵
○カルロス天野(13分30秒、カルロスゴーン→体固め)植松寿絵×
沼津は植松の準地元。声援に気を良くしたか、植松組はいきなり「決めるぞ、場外」から、リングに戻り長与の左ヒザに集中攻撃。
長与はニールキックで反撃し、植松にバックブリーカー。更にライガーボムを決めるが、植松はエビ固めで切り返す。
中盤、長与とアジャは四の字を巡り激しい攻防。長与のヒザが絞め上げられる度に悲鳴が上がる。 終盤は天野と植松がノンストップのデッドヒート。植松は地元の声援をバックに今日もやられまくるが、フォールだけは許さず、隙をついては逆さ押さえ込み等で反撃。しかし、最後はアジャ缶が豪快に誤爆し、押さえた頭に追撃のカルロス・ゴーンを食らってついにフォール負け。敗れたものの、そのやられっぷりで故郷に錦を飾った。

■ 欠場選手:里村明衣子、KAORU、加藤園子